東北スポーツボランティアサミット報告
大変遅くなりました。
1月18-19日、グランディ・21ひとめぼれスタジアム宮城にて「東北スポーツボランティアサミット2020 in宮城」が開催され、ルーターズから8名が参加してきました。
東京2020のサッカー競技会場でもある会場の、スタジアムツアーから始まり、
Jリーグ社会連携本部本部長 藤村 昇司氏による講演「Jリーグをつかおう!シャレンとは何か~地域とスポーツ」を聴講。Jリーグとしての社会連携活動は驚くほど多岐にわたっており、私たちとしても「一緒にできること」があるのでは?と感じました。
その後、宮城県の3プロ球団(ベガルタ、89ers、楽天)を含む、参加ボランティア団体、個人からの活動報告。それぞれ悩みを持ちつつ、工夫し改善を図りという率直なお話を聴くことができ、貴重な情報交換の機会となりました。
研修室でのマジメな討論の後は、東北サミット一番のお楽しみ「懇親会」です。 ‘
スタジアム最上階の部屋には、地元の名物を含むお料理と、宮城県の酒がずらり!
抽選で決められた席にて、お酒を片手に自己紹介、情報交換と楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
宿泊はアスリートも利用する「研修施設」にて。
懇親会場から800mの距離も、仲間との会話とお酒の力で(行きと違って(^^;))とても短く感じられました。
翌日は、バスツアーです。
震災・津波の遺構である「旧・仙台市立荒浜小学校」や閖上地区の「日和山」でこの地区の津波の状況に思いを馳せ、
さらに、みちのく潮風トレイル名取トレイルセンターにて、閖上地区の町会長様のお話しを伺いました。
実際にご自身が経験された「津波に家が流され、屋根で1夜を過ごした話」は、災害の恐ろしさと日ごろの備えの大切さ、そしてそれでもいかんともしがたい「運のようなもの」を感じる迫力がありました。
この施設は三陸海岸約1000㎞を歩ける「みちのく潮風トレイル」のインフォメーションセンターであり、それについてもご説明いただくことができました。
震災を機に、多くの人が、いろんな形で、この地域を元気にしようと頑張っていることがよくわかりました。
最後はかわまちてらすにて昼食を取り、解散。
東北のリーダーである仙台・宮城のボランティアの皆様の、心のこもったおもてなしと、刺激的なツアー、そして何よりも普段なかなかお話しする機会のない、他県のボランティアの皆様との語らいが楽しかった2日間でした。
ありがとうございました。
2月8日、15日の研修会の申込みについて
2月8日は、「公開講座」および「ライセンス更新講習会」を福島市の福島学院大学駅前キャンパスにて開催します。
2月15日は、「リーダー養成研修会」を郡山市のビッグパレットふくしまにて開催します。
お申し込みは、各自ネットから、となっています。
が、「うまくできない!」という声が多数事務局に届いています。
その場合はまず、「パスワードを忘れた」から、パスワードの再設定をしてみてください。
これでうまくいくケースがほとんどです。
(ちなみに、こちらでは、登録者のパスワードを見ることはできませんので、お問い合わせいただいてもお答えできません。再設定でお願いします。)
もう一つよくあるケースが、「どのメールアドレスで登録したか忘れてしまった」パターンです。
こちらは、事務局にお問合せいただければ解決します。
ネットのみ、という申し込み方法に対するご意見も多数いただいております。
わかる!わかる!、と事務局内でも囁いております(;^_^A。
しかし、今回の更新講習およびリーダー養成研修はいずれも「リーダーとしてご活躍いただく」ことを基本としていますので、ネット申し込みにも各自ご対応いただこう!と考えています。
ご理解ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせには事務局も対応しております。お気軽にご連絡ください。
今年もよろしくお願いします!
あけましておめでとうございます。
2005年に始まったルーターズも丸15年の節目を迎えます。
そして、今年はいよいよ「東京オリンピック・パラリンピック」が開催されますね。
お正月早々、福島民友新聞でもルーターズのことを取り上げていただきました。
「復興五輪」は「誰かが可哀そうな福島県人のためにやってくれる」ものではないと思っています。
それを作り上げるのは私たち自身です。
どれだけ「自分事」としてとらえられるかで、
この世界最大の発信力を持つ巨大イベントの効果が大きく変わります。
ボランティアはこの大会の「顔」となるべきだし、おそらくなっていくことでしょう。
私たちは「福島県で唯一のスポーツボランティア専門のNPO団体」として、この機会を逃すことなく活用し、福島がスポーツで、ボランティアで、復興するのをお手伝いしていく所存です。
もちろん、例年通りのスポーツボランティア活動もより積極的に行います。
オリンピック・パラリンピックが終わった後、福島にスポーツボランティアが文化として根付いていくことこそが、最も大事なことだと考えています。
そのためには、たとえオリンピックがあろうとも、変わらずいつもの活動を大事にしていきましょう!
さらに多くの仲間がルーターズに加わることを期待します。
今年もどうぞよろしくお願いします。
事務局長ブログにも書いています。